ぼっち・ざ・ろっくの結束バンドアルバム「結束バンド」 書いてて何が何だかわかんない感じになってしまうが、要はレビューをしたい
とはいえ、もう既に優れたブロガーの方々が書いてらっしゃるので、私は詳細は述べまい(述べられない) 。なので(仮)です。とりま下記を参照すべし
【ぼざろ】1stアルバム『結束バンド』全曲レビュー【名盤の庭008】 | 宙庭-soraniwa-
【ぼざろ！】結束バンドのどの曲が好きかで分かる聴くべきバンド | NIGHTCAP
初めからアニメを見てたわけではなく、年末暇だったのでチェンソーマンとかリコリコとか話題作をまとめ見した際にこの作品も見てみた、そしてハマった。でもバズってる事を知らなかったら最初の1、2話でそっ閉じしてたかもしれない(ギャグ度高！って思って) そういう意味ではベビメタにも通づるよな。1stアルバムタイトルをバンド名にするのも一緒だし(こじつけ)
このアルバム、正直びっくりした。14曲中アニメで披露されたのは9曲、つまり5曲は放送されてない曲だ。他のアニメ系アルバムは知らないんだけど、こんなもんなの？(多い！という意味) しかもそれらが所謂「捨曲」ではなく良いんだよね
因みにその5曲は 「ひとりぼっち東京」「ひみつ基地」「ラブソングが歌えない」「小さな海」「フラッシュバッカー」 すごいラインナップだ
バンドサウンド
基本おしゃれなシティポップ的サウンド。HM/HRおっちゃんには「Jロック？」としか分かんないけど、上述のブログでは「オルタナティブ」「下北系」「残響系」との事で、なるほど勉強になります。「残響系」エフェクターを多用してるからと思ったけどそうじゃないのね
ぼっちの奏でるリードギターは多様なフレーズ。トレモロ(エディのハミングバードを連想)や軽快なカッティング、サビで使われるアルペジオとオクターブ奏法。ぼっちは基本洋ロック系だと思う(何せぼっち父はジミヘン ヲタ)けど、売れ線のカバーしてた経緯もありJロックの多彩なフレーズを吸収してたと推察
そしてリョウのベースフレーズ好きだぁ！ ハイフレットを細かく動くフレーズはBand-MaidのMISAさんを彷彿とさせる。なんとなく立ち姿も似てるし
上記2人はプロ並の腕前という設定だが、ドラムについてはごめんなさいよくわかりません。オーソドックスなスタイルなのかな？
そして喜多ちゃんのヴォーカル。個人的には声優さんの歌声って甘すぎて苦手なんだが、喜多ちゃんのヴォーカルはアルバムを聴き込むと結構ロックしてて良い、クセになる。頭の中をぐるんぐるんリフレインしてる
楽曲
先ほど書いたようにシティポップ(もう死語か？)系が基本だが、変拍子の曲(カラカラ，リョウVo.)や川本真琴っぽい曲(なにが悪い，虹夏Vo.)そしてエモエモバラード(フラッシュバッカー)もあり、アルバム全体として素晴らしい曲層と曲順になっている。アレンジを三井氏が基本行っている事で全体としての統一感が出ているのかもしれない
また(最近の流行りでないらしい) しっかりしたイントロやギターソロもふんだんに有り、楽曲制作陣の意気込みを感じるぞ
歌詞
歌詞はぼっち担当。明るく爽やかな曲調+喜多ちゃんの声で危うく聴き逃しそうになるが、かなりの拗らせ&自虐的歌詞。アニメでリョウは「そのギャップが良い」と言ってるが、正にその通りである「寧ろ良い」。陽キャが隠キャのフレーズを吐く、エモエモである(逆は痛い)
とにかく歌詞を見ながら聴いてほしい
アニメ
チェンソーマンやリコリコを観た後だと「予算は楽曲面に使ったのね」と思ったが、アクション物と較べるのもおかしいし、数周してるとライブ演奏シーンが極めて忠実に描き込まれているのに気づく。モーションキャプチャーを使ったらしいが、特に①ぼっちがエフェクターを踏む動作＆タイミング(ワウペダルもね) ②文化祭の喜多ちゃん即興ソロ(スタンスを広くして俯きながらギターをかき鳴らす)シーン、うわぁ凄いや、と何回だって♪観られるよ
という事で、幕張ライブ前で整える時期(？)なのに書きたい衝動を抑えきれなかったこのアルバム。「アニメ連動CD」というんじゃなく「注目バンドのデビューアルバム(しかも神)」という納得感。アジカンの曲も聴いてみようかなぁ
追伸；聖地巡礼はマナーを守ってね
はまじあき🎸アニメありがとう📺 on Twitter: "本当にお願いしますね～！楽しく盛り上げていこ～！😊" / Twitter
(リンク貼るの下手でゴメンナサイ)
