やっせんぼオヤジは進化してしまったのだ

BABYMETALに骨抜きにされたオヤジの綴るブログです。

すぅさんインタビュー

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もうだいぶ前のことのように感じるが、先週Yahoo!ニュース特集で、すぅさんのインタビューが公開された。広島公演の直後のインタビューとの事で、公開のタイミングは慎重に図られたのだろう。

でも、藤岡さんの訃報で沈みきっていた心にとって、絶妙のタイミングでした。

ありがとう!

 

 

このインタビューは、まさにエポックメイキングなものだと思うんです。

なんてったって、頑なに守っていたBABYMETAL という設定を「フィクション」と語り、生身の「中元すず香」として答えているから。

コバ氏 どうしちゃったの?

こっちとしては嬉しいんだけれどね。

 

設定をくずしたという意味では、公式が藤岡氏の追悼を出したり(神バンドのひとりとして認める)(まぁこれは当然だけど)、藤岡氏の1年半前のインタビュー(一度はお蔵入りになったものが公開)でベビメタの事が詳しく述べられていたりと、かなりスタンスを変えて来ていますよね。

非常事態の対応という面もあるのでしょうが、すぅさんインタビューに関しては事前にとってあったものだからね。

 

まぁそれはさておき、インタビューの中で重要なのは、すぅさんからSu-Metalを客観的に語られている点。

中身としては、まぁみんな感じてた事ではあるんだろうけど、あぁやっぱり自分でもそう思ってたんだな、と納得。

二十歳の女性として、非常に真摯で聡明で、品格のある言葉を、設定を外した形で述べている。

 

最後のセクションから引用するが、

「「BABYMETAL」はフィクションの世界だけれど、現実に起こっていることでもあるんですよね。フィクションをおもしろくするためには、現実に起こっていることをおもしろくしないといけないと思っているんです。BABYMETALというストーリーをもっとおもしろくできるように、一つ一つのライブを一生懸命やっていきたいと思っています。」

とある。

BABYMETAL を、Su-Metalを輝かせるために すぅさんとして何をすべきなのか、どう取り組んでいるのか、いやいや賢い良い娘じゃ。オッチャン涙が出てくるぞ。

 

まぁ何はともあれ、歌うことを本人も楽しめているようで何よりです。

藤岡さんのこともありメンタルが心配ですが、幸いしばらくイベントがない(と思う)ので、しっかり休息をとって、次のステップに進んで下さいな。

みんなの元気が1番です。

わがままは言いませんよ!

 

Rest In Peace

9日19時、私は危篤状態の母の左手を握っていました。 力強く握り返してくれるのに安心して、右手でツイを何気なく確認。

そこは騒然となっていた。 私も大きな声を一瞬出してしまった。

目の前に迫りつつある死と、ネットの向こうでの情報。 頭が混乱ながら、ネット情報を集める。 どうやら本当のことらしい、、、呆然としながら目の前の母の静かな呼吸を見ていました。

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母は85歳。 大きな疾患とかではなく、老衰、つまりは心臓が弱くなり、全身の代謝が落ち、食事が取れなくなり、衰弱していきます。でも、特に苦しい様子も痛がる様子もなく、静かに穏やかに人生を閉じる準備をしている。理想的な最期だと思っています。私たちの心の準備もしっかり整えさせてもらいました。優しい母です。

藤岡神。 若くして、突然の不慮の事故。 本人の無念さとご家族の衝撃を(勝手に)おもんぱかり、涙が溢れてとまりませんでした。

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藤岡氏のギターのフレーズは独特でしたよね。 オリジナリティというか、奇想天外というか、えっ?と思うような演奏を数多く聴かせていただきました。 天才肌でありながら、理論派でもあり、研究熱心。 ウクレレの演奏を見て、目ん玉が飛び出るほど驚きました。

そしてなによりも、笑顔で楽しそうに演奏する姿。 そういう姿が好きだったエディ・ヴァンヘイレン以来出会った、私の中では二人目の神でした。

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母は1時間後、静かに天国に旅立ちました。 よく頑張ったなぁ、ありがとう。 何故か不思議と、安心した気持ちになりました。

たぶん天国でも藤岡神の演奏を聴くことはないでしょうが(天童よしみファン)、遠くから藤岡神とアラン・ホールドワースのセッション、遅れてごめんと加わるエディ・クラークのセッションの音を聴いて、なんじゃこりゃと思っているかもしれません。 母さん、この人たち天才なんだよ~。

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昨日葬式を終えて、先ほど自宅に戻りました。 最初悲しくて、つらくて、という状態の中、大村さん、BOHさん、青山さん、前野さん、宇佐美さん、C4 TOKIさんのブログを読んで、心を落ち着け、前に向くことができました。 やっと自分のブログを書く気持ちになりました。

周囲の皆さんは我々よりも早くに、そして比較できないほどの衝撃を受けたと想像していますが、綴られている文章は本当に暖かく、そして前向きで、大人ですね。 50男もしゃんとせなイカンと、気持ちを奮い立たせていただくことができました。 良い人の周りには、良い人が集まってくるんですね。 そういう人たちに囲まれている3人、メンタル面が心配ですが周りがきっちりフォロー・ケアしてくれるものと信じています。

そして奥様、二人の娘さんの今後を支援するような動きも出始めています。 私も超微力ながら、機会があれば応援させていただきます。

そしていつまでも、藤岡さんのことを憶えています。

藤岡さん、安らかにお眠りください。

Rest in peace.

薩摩のやっせんぼ

久しぶりに大河ドラマを見ました。 もちろん「西郷どん」

鹿児島出身者としては、実は興味は微妙(西郷さんは今でも別格の人気。変な扱いをされると嫌だし。鹿児島弁も中途半端だったりするし)だったんだが、番組表のタイトルを見て、こ こ これは、見ないわけにいかないじゃないっすか‼️

んで、先程録画を見終わったのですが、いやいや、素晴らしい。 後半は泣いておりました。 最近涙腺弱いんだよね。

子役の子 いい味出してるし、 渡辺謙 かっこよすぎるし、 沢村一樹の鹿児島弁 ネイティブだしwww

懸念していた鹿児島弁も、イントネーションは若干違う感もあるけど、よく表現されてます。 逆に字幕なしでわかるの?と心配になる。 皆さん、わかりました?

いや、安心して来週から見ます。

糸さん役の子役の子 可愛かったなぁ。 今週で終わりだけど。

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と、このままではベビメタ関係ないブログになってしまうので、保留にしていた話題を書こうと思います。

それは「メイトさんにはサッカーサポーター⚽️多い説」

ツイでフォローさせていただいている方とか、その方々のリツイートとかを見ても、サポーター率高いんですよね。 DM交わしている方にも、川崎、千葉、清水サポの方がいるし、フォロワーさんには浦和、長崎、鈴鹿などなど書ききれない。 もちろん私は鹿島サポ(といっても去年は1回もスタジアムに行けなかった幽霊サポ)。

多いなぁと感じていて、その理由とか相関を考えているんですけど、実はパッとした結論はありません。

浮き沈みのある勝負であったり、育成的な要素もあったり、アウェイの試練もあったりする、がどうもしっくりこない。

たまたまJリーグ発足時にサポーターになった人達(つまり現在40-50歳台)とベビメタの刺さった世代が一緒だった、というツマラナイ結論になっております。

どうです?パッとしないでしょ?

とまぁこんな連休最終日には、巨大キツネ🦊を観て あげぽよ にしたいと思います。 ではCU‼️

メイト論

さて、連休突入!と心に余裕があるところで、欧米と日本のメイトの違いについて書いてみたいと思います。

まずは下記の記事(翻訳はハワイとプログレさんから引用)をどうぞ。

Kerrang! 2017年12月20日号

「観客もその役割を果たす。これは日本で行われたので、曲の間には、ものすごい歓声に続いて、心奪われた沈黙があるが、また"ド・キ・ド・キ☆モーニング"のここぞというポイントでジャンプしたり、"META メタ太郎"で「ウォー」と歌い返したり、"Road of Resistance"がスピーカーから流れ出すと、六つのこれに見合ったサークルピットを創り上げたりと、観客も同じように振り付けされているように見える瞬間があった。」

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これはLegend-Sを観た欧米人記者の記事だけど、ドームデロを観ても、巨大狐観ても、同じ感想を抱くんだと思う。

一見 宗教っぽいしアイドルライブっぽくもあるが、これが日本メイトの誇ってよい点だと思う。

要は、欧米では「各人 好きなように楽しむ」に対して、日本では「一緒に楽しむ」。

「一緒」というのは、メイトさん達同士っていうだけじゃなくて、チームベビメタとも一緒に楽しみたいっていうやつね。

これは何だと言うと、盆踊りの文化なんじゃないかと思ってます。 みんなで一緒に、同じ振付けでひたすら踊る⇨何だかトランス状態⇨楽しぃ〜

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そして、むしろこちらの方が素晴らしいと思うのが、「静寂」を作り出す部分。静かにすべき時は、そうする。

特に今回の広島は凄かった。 NRNRやThe Oneの紙芝居からイントロに行く部分。

誰一人 声も咳払いさえも聞こえてこない、静寂。 作り出すというよりも、息を呑んでいるという表現の方が近いかな。

Kerrang!記者の言う「心奪われた沈黙」ってやつです。 本当に素晴らしかった。

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一時期、日本人はみんなと同じことを好む、個性がない、なんて自虐意見が多かったが、それが良い文化を育んでいる部分もあると思う。

なんか右寄りっぽい文章になってきたけど、でも海外から参加のメイトさん達が、一緒になって振付けしたり、土下座したり、肩組んだりしてるのを見ると、悪くないよね。 結構「楽しいデス」なんて思ってるんじゃないかなぁ。

一方でWembley やForum や米国公演などを見ると、それはそれで楽しそう。 「なめたらいかんぜよ」を一緒に歌っちゃうところなども、微笑ましいじゃないか。 そもそも、海外に合いの手なんてあったのかな? よくわかんないけど、イントロだけで「ヨン、ヨン!」なんて叫んでいるのを観ると、充分調教されてますwww

まぁ何だ、結局 みんな楽しそうにしてるからそれが1番。 それがベビメタの本質なんだと思う。

うだうだ書いていたら、まとまりがつかなくなってきた。 とにかく日本メイト達よ、君らは素晴らしいよ🏆

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追伸; スマホで書いてるんだけど、久しぶりにPCから見てみたら、絵文字が文字化けしちゃうんですね。 PCユーザーの皆さん、ごめんなさい(>_<)

ついでに言うと、改行も思ったようにいかないんだよなぁ。

とはいえ、上手いやり方がわからないので、このまま突き進んでいきます。

全然進化していないっていうwww

O2 Brixtonを観て大発見をする

(あらかじめ白状しますが、大発見は言い過ぎでした。つまりは釣りであり🎣、大風呂敷デス🙇‍♂️)

お正月🎍 かみさんと娘が「実家に帰らせていただきます😤」的な不在をしている間に、まんまとサマソニを観て、城ホールを観て、締めに久しぶりにO2 Brixtonを観た。

このBデロはThe Forumと一緒に入っているけど、映像が綺麗なForum の方をつい観てしまう事が多い。
と言い訳から入るが、久しぶりに観てビックリした。
「前田神と青山神って、こんなに違うんだ😳」

もともとギター🎸を弾いていたのでギターばかり気になってしまい、リズム隊の方はあんまり注意を払わなかった(あれ?また言い訳🙄)。最近まで。
で、神バンドの演奏を聴くようになってから、 ベースとドラムも注意して聴くように段々なってきた。
すると、なんという事でしょう⇨さっきの台詞につながる。

青山神の鋭いエッジの効いたスネアに対して、前田神は太く重いスネア。チャドメタルを彷彿とさせる。
オカズも前田神は多い、というか目立つ。
どっちが良いとかではなくて、どっちも良い。 素晴らしい。
もしかしたらコバ氏の考えがあって、最近青山神中心にしてるのかもしれない。
まぁ、バンドの屋台骨であるリズム隊は、出来るだけ固定しておいたほうが良いよね。

いずれにしても、流石プロのセッションミュージシャン達。
個性は活かしつつ、バンドとして素晴らしいショーを創り上げてくれています。
(最初「サポートしている」って書いたんだけど、サポートじゃないよね、神バンドは。一緒に「チームベビメタ」としてショーを構成していると感じる)

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あと、この公演のもう1つの目玉は、初披露されたROR
みんな、新曲が有るとすればそのあとのSSA新春狐祭🦊だと思っていた、というブログを見たことがある。
きっとBrixtonの皆さんも「へっ?」「ふぁっ?」って感じだったんじゃないかな。
今では観られない3人での「おりゃー、分かれんしゃい!WODだでぇ!」ってフリのところでも、みんなキョトンとなってるもんね😳

でもオーディエンス達も、直ぐに大ノリになり、モッシュクラウドサーフィンも起き、シンガロングではwow, wo wowと歌ってくれていた。
そしてみんないい笑顔だ。
これぞベビメタのライブだ。

すぅさんも、ゆいもあも、この曲を披露したくてしょうがなかったのよ!的な、実にいい表情。曲のイメージから厳しい表情でのパフォーマンスが多いけど、この時はニヤニヤ・ワクワク 良いですねぇ。

こんな新しい発見があるから、たまらんですなぁ🤣😆🦊

ということで、みんな知ってるよ的な発見かもしれませんが、私にとっては大発見の巻でした。

観る度に色んな見方や楽しみ方ができ、そうすると違う発見がある。だから何度観ても、そしていつのライブを観ても、楽しいなぁ、もう。
たまらんでごわす。

早くこないかなぁ、5大&巨大デロ🦊

明けましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます🎍

と新年なので、まずは真面目に挨拶してみます。

昨年は、初ライブ参加から4公演を観ることができ、またメイトの皆さんと楽しいやり取りとアフター会にも参加させていただきました。

まさに人生のターニングポイントとなった年だった思っています。

スローガンは「行動あるのみ」 人生いつどうなるかわからない。 出来る時にやっとかないと、後悔する。 それを自分に言い聞かせ、今までにない行動力・積極性を出すように1歩いや何歩も踏み出しましたが、それが楽しい経験に繋がりました。 よって、このスローガンは今年も継続デス。

今年はBabymetal にとってもターニングポイントとなる年になるように思えます。 ゆいもあも卒業して、本格的に攻めに出るでしょう。 既に”A new kind of Babymetal “ “New legend is coming soon” などというメッセージも発せられています。海外経由っていうのが笑っちゃうけどね。 これは期待せざるを得ないですね。 まあ相変わらず情報はなかなか出てこないんでしょうけど。

海外フェスや公演は観に行くことは出来ない(ん?本当に出来ないのか?)けど、ファンカムやペリスコープで直ぐに発信されると思うので、有り難く観させていただきます。 国内は夏フェスはあるかな? 1年ずっと海外ってこともあるかもね。 それでもいいデス。 ワガママ言いません。 成功してほしいですから。

LCCの機上で適当な事を書いているうちに、成田に着きそうです。(実際には着いてからアップすんですが) 正月🎍から慌ただしいのですが、そしてプライベートでは娘の大学受験、うまくいけば新生活突入としばらく落ち着かない一年になりそうですが、でも楽しい一年になりそうです。

皆様におかれましても、良い一年になりますよう祈念致します。 CU‼︎

The Forum ~青山神も進化中

先日有休をとって色々たまっていた雑用を済ませ、夕方時間が余ったのでこれ幸いと(それを狙ってたんだけど)デロ鑑賞した。

うーんどれにしようかな ⇨ロンドン公演The Forum 割と久しぶり。

いやー、最高。

正確に言うと、全ての作品が最高。 どれもがその時の最高のパフォーマンスで、その時ならではの輝きを放っている。

このThe Forumの輝きは「若さと自信」かな。 ソニスの直後だもんね。

しかしロンドンメタラー お目が高い。 最前あたりは見た目モロメタラーだらけ。 ドルオタとの比率は8:2くらいかな〜 こやつらが開演前からぶっ飛ばして、後半ややガス欠になるっていう(笑) いや、凄い😅

3人はこの時既に、貫禄ある舞台パフォーマンス。 ゆいもあがお立ち台から飛び降りる仕草は、元気ハツラツ 若さ爆発って感じだけど。

そしてこのライブ鑑賞での1番の感想、というかあれ?って思ったのが青山神。

もちろん既に上手いんだけど、今と比べるとスネアの音がモッサリしているように聞こえる。 まぁPAの調整ってのもあるかもしれないけど、今の抜けるようなパァンという音ではない。 神バンドの中でも1番若いだけに、この3年で更に進化したって事なのかもしれないなぁ🤔

で、すぅさん

ロンド 素晴らしい(ロンドン ロンド) あの世界観を強烈に表現しています。 舞台装置とか演出なくても、その存在だけで醸し出せる16歳、正に恐るべしデス。 生ロンド 聴きたいなぁ

そして紅月 城ホールや広島のように、よく見ると最前のメタラー達 地蔵になってます。 そりゃなるわな。わかる〜って感じ。 後方は関係なくモッシュしてるけど🤣

という事で、すっかり堪能しました。 この会場はキャパ2300とのことなので、Zeppクラスかな。 2階席が大きく張り出しているので、2階最前はスゲェ良い席だよね。 こういう会場 米国にもあったけど、良いよね。 日本にも欲しい(あってもチケット取れなさそうだけど)。

2014年時点で、このライブ。 凄まじい。 でもこの後、演る度に自己最高。 そして、どこまで行くんだろう。 来年も楽しませてください。 宜しくお願いします🦊