ではDisk-2 <Dark-side>編に参ります
なんかこちらは既出曲が多いのでアルバムのレビューというよりライブのイメージを引きずった感想になってますが、ま いいか😑
1. IN THE NAME OF
Disk-1から引き続いてこの曲に入ると、途端に雰囲気が変わる。この空気感の変化を非常に的確に導入している
昨年の公演で用いられていた部分(だんだだんだん)からではなく、Legend-Sで狐さんたちがガウガウとすぅさんを曳いていた所から曲は始まる
このえもしれぬ異空間感
それまでの明るく、ポップで、世界旅行!的な陽のノリを、一気に陰のゾーンに引きずり込む
いいねぇ、この流れ ぞくぞくするぞぉ
2. Distortion (feat. Alissa White-Gluz)
そして去年を支えたこの曲。 アリッサ姐さんがデスボで新参加なのだが、あまりの自然さに最初気付かず
この曲いいですよねぇ
ベビメタのまじめでソリッドで本気のメタル曲 好きなんです(という割には一番好きなのはNRNRだったりするけど)
この曲もライブでの神バンドの迫力が勝る曲であります
「NA GO YA!!」って面白いな、すぅさん
それはともかく、この曲はノリますね
みんなのノリも伝わってくるので、映像映えもします
しかし休む暇がないので、疲れます
これを乗り切る体力がライブ前の目標値となります
4. BxMxC
これがこのアルバムでの一番の「なんじゃこりゃぁ~」
まずはさっぱり訳が分からなかった
次は「ふざけすぎやろ」
3回聴くと既に違和感が薄れていた、的な
3・3・7拍子が、GJ!を引き継いでいてよいですね的な
こういう日本っぽさをちりばめているところがベビメタの魅力の一つ(海外メイトには非常に伝わりにくいが)的な的な
5. Kagerou
これも去年から聴きまくった曲ではあるし大好きな曲、日本では演奏されていないので早く生で聴きたかった
しかしCD版はまた一つ違う
なんというか、すぅさんの声が生音に近いのである
ヘッドフォンで聴くと、すぅさんが耳元で歌ってくれているような妄想に取りつかれる(たまらん)
ライン音源そのまま、ってことはさすがにないだろうが、ほとんどエフェクトはかかっていない
最後の雄たけびだけリバーブがかかるって感じですね
よいミキシングです
そしてこの曲も、ブレイクパートでの「どぉおかしてぇるぅ!」が体を貫く、すぅさん 優勝です
6. Starlight
この曲は、ライブで聴くとすぅさんの声を全身で浴びるような感覚になるんですよね
そして頬を涙が伝う
原始宗教の儀式を体感している そんな気分になる
つまりは、神懸りなのである
7. Shine
Legend-Mではもあちゃんのギターとふたりでの舞に度肝を抜かれたが、CDを聴くと大サビでのすぅさんの雄たけびが全身を貫く
そしてTheForumのファンカムを見ると、生歌でさらに迫力が増している
この終盤3曲は、理屈とか何とかではない、心の奥底をダイレクトに揺さぶりにかかる魔術なのかもしれない
8. Arkadia
横アリで最初に聴いた時は「ダサいぞ、くさいぞ、中二臭が充満してるぞ」というのが第一印象
でのその最大結晶であるサビがどうにもこうにも心に突き刺さって、忘れられないフレーズになる
さらにそのダサくさい歌詞が、何故か心の奥底を直撃して、感情が解放させるのである
つまりは号泣
ライブ現場はもちろん、映像でも、そしてCDを聴いても号泣
なんじゃこりゃ!の変則パターン
おそらくダンスの影響も大きい あんなくさい振り 泣いちゃうでしょ(うぇーん)
この曲も、DA DA DANCEも、おそらくNight Night Burn!も、普通のバンドが普通に演奏し歌ったらダサくってしょうもなくなるでしょう
それをかっこよく、あるいは涙を呼び感動の淵までもっていくすぅさんの歌声と二人のダンス、そして神バンドの演奏
このギリギリでキワキワのところでの安定感がベビメタたらしめている要素だと感じた、このアルバムでした
実は1stも2ndもCD盤はほとんど聴いていないんですよ
ライブのほうが良すぎて
でもこのMetalGalaxyは、ライブとほぼ近く、中にはライブでは体感できないようなミックスもあり、本当に楽しめる そして感動できる そして信じられないほど何回でもリピートして聴いている、そんなアルバムです。奇跡です。最高です