米国🇺🇸南部ワンマンツアーも終わり、あとは明日のROTRのみ。でも明日は明日で楽しみですなぁ、というほどのワンマンの出来。いや、勝って兜の緒を締めよ、安心は禁物です。私があたふたしていても、まぁ全く影響ないんですけどね。
そんなこんなでひと段落したので、新曲感想をてきとーに書かせていただきます。
1:In The Name of
Legend Sでの衝撃が強かったせいか、この曲だけは何だか今回微妙。曲というよりも、舞台装置がライブハウスだと制限されるからねぇ。この曲は、大掛かりな舞台、がうがうさん達、スモークとレーザーの演出でおどろおどろしい雰囲気を創り出すものという刷り込みができちゃってるからな。殆ど振りもなく煽りもないので、ちょっと冗長な感じもある。被りものもあるので次の曲間も長くなっちゃうし。と散々な評価だけど、あくまでも曲というよりオープニングというポジションにおける適正。
ROTRでもこれをオープニングにするんだと思うけど、間延びしないか、ここだけが心配。
初日前日に配信され それだけでも充分インパクトあったんだが、やはりライブになるともっとカッコよくなる。
初見で「アニソンっぽいなぁ」て思ったけど、アニソンがメタルに寄ってるんだよね。まぁ分類分けに意味がないし、アニソンも悪くないと思っている(余談ですが、中川しょこたんの「空色デイズ」(名曲)が脳内シンクロしました)のですが、すぅさんパートがサビオンリーだったりエンディングがザクッと終わるとこなんかがそう感じさせるのかな。
初見感想といえば、てっきりLight-sideの曲だと思ったんですよね。デスボはあるけど、その後に入ってくるすぅさんの声の、その突き抜けた爽快感、清涼感が全てをひっくり返してパァーッ明転させてくれる。力強い歌詞と疾走感も相まって、前向きソング感を感じた。
ライブで観ると、まさにオープニングで客を鷲掴みにするキラーソング。疾走感、キャッチーさ、前ノリ感、ちょっと物足りないくらいのコンパクトさ。
この曲はほんとのオープニングにしても良いのではと思う。ハンドクラップ部を延ばして煽りを入れても良いと思うし、ギターソロを入れても良い余地がある。いろいろ想像の膨らむ曲だ。
3:Elevator Girl(仮)
この曲は4人のダンスが注目されてるが、刮目してほしいのは青山神のプレイ。パワフルかつ複雑なフレーズ。素晴らしい。
4人の接近ダンスは斬新だけど、一番好きなのは「お気をつけください」のところでのエレガ風お辞儀。妙にツボにハマっちゃいました。
4:Tatoo(仮)
一番書きたかったのはこの曲。凄く良い。
一発目でガツンとハートに突き刺さりました。ミディアムスローなテンポで奏でられるヘビーかつブルージィなリフ。ドライに歪ませた(まさにDistortion sound)ギター🎸がすごくはまっています。
すぅさんの気だるいように見せて図太い声もピッタリはまっている。
これはレッチリ好きな米国人には堪らないんじゃないでしょうか? 想像ですけど。
そして すぅさんダンス。My graduation tossのPVや2012卒業式シーンで見せていた、独特のロック感あふれるダンスが健在。そのままですねぇw すぅさんの猫背ぎみで腰からリズムをとり長い手足をブン回す独特の動きが、こんなオールドスタイルロックにフィットするとは、誰が想像したでしょう。いや観る人からみたら、こういう曲をやらせたかったのかもしんないなぁ。とにかく、すぅさんの新境地 そして新たな魅力が詰まった一曲ですね。いや、もうね、どハマりデス。
どの曲も、英語のフレーズを盛り込んで、欧米メイトが歌えるようになっていますね。その上で、メインフレーズは日本語。
曲調はあえてメタルから離している。米国市場を広くターゲットにしているのだと思うし、マジにグラミー狙ってるのだと思う。まぁ「BABYMETAL というジャンル」を創り出しているんだし、このなんでもあり感を活用して予想の斜め上を行き続けてほしいなぁ、と思うわけです。
今回のワンマンツアーの映像を見て感じたのは、女性の声(シャウト!)が多いなぁと。そして小さい子も会場に来てたりして、なんかもう米国で本当にブレイクするんじゃないか感をビンビン感じる。
明日のROTR、メインステージの客をごっそり奪って、ガツンとかましてきてくださいな!
(と言いつつも、心配しながらこっそりツイをチェックする明日の昼前の姿を予見。ここはメイトというより父兄デス)
追記:今回のモアちゃん、「ハートの地球」の最愛ちゃんとシンクロしています。