『絶望』
(黒い雨がモニター画面に降ってくる)
この世界を一瞬にして漆黒の闇へと
陥れた一筋の閃光は
人々から“希望の光”を奪った
光を奪われた人々の心には
止まない雨が降り続き
天を黒く染めた
だが止まない雨は無い
黒く染まった天の奥から
人々の心に虹の光が差すように
悲しみの向こう側には
喜びが待っていると信じて
希望の光の訪れを願って
愚鈍な私は、これはオープニングの「闇」と「光=希望」の続きであろうと、あるいはドームの紙芝居のことが頭にあって、これが広島の事だとは現場では気付きませんでした。
気づいていたら、また違う感慨と涙が出てきたと思う。
後から、ツイなどを見て「やべ、これ広島だよ」
考えてみると、そうですよね。
全体が広島をベースとした物語でした。
すぅさん生誕の地・広島での特別なライブだもんね。
昭和の蛍光灯のような私は、昨夜慌てて色々あさり、文字に書き起こしました。
私にとっては初生NRNR
素晴らしい、という凡庸な言葉しか出てきません。
誤解があるかもしれないけど、音や歌は完璧ではなかったと思います。
ドームの方が上手いし、音も良いと思います。
まぁドームは行っていないんで、デロとファンカムからの比較ですけどね。
でもそういう問題では無い。
魂に突き刺さり、大脳辺縁系を揺さぶり、全身に染み入り、感情を開放する。
今まで涙が滲むことはありましたが、零れ落ちたのは初めてでした。
零れ落ちてから、泣いていることに気づくくらい。
そんな歌に巡り会えるなんて。
今回は、声にほぼエフェクトがかかっておらず、バックトラックも最小限。
全体の音バランスも、神バンド音控えめで、ボーカルが前面に押し出されるミキシングだったと思います。
ただ、藤岡神・大村神のソロは、細かいアドリブと思いっきりためたブルージィなものになっていました。
これはライブ全体に言えていたことですけどね。
心に響く歌声
時折前面のモニターを見ると、今にも泣き出しそうな、悲壮感と慈愛の入れまじったような表情のすぅさん。
そしてエンディング。
モニターには涙を浮かべているように見えるすぅさんの顔が大写しに。
もうだめです
涙腺崩壊です。
そして、その後の鳴り止まない拍手。
さすがメイト、みんな共感してるんだなぁ、と思って私も惜しみない拍手。
でも、あれれ?長い不穏なインターバルに今度は違う雰囲気に。
私は「すぅさん、泣きじゃくってる?」なんて妄想していましたが、単なるトラブルだったようで。
拍手が徐々に手拍子になって、感動を途切れさせない そんな気概と一体感を感じるハプニングでした[E:#x1F60A]
それにしても、このNRNR
わたし的には最高に印象的な時間でした。
これだけでも十分。
でも、まだまだこれが折り返し地点だなんて、なんて贅沢(*゚∀゚*)